シリコンバッグ抜去

豊胸した後のシリコンバックを抜去する手術です。
シリコンバックを挿入した胸からシリコンバックを取りのぞく手術です。被膜拘縮、リップリングなどで整容的に不具合のあるシリコンは長期的に見ると破損につながる場合もあるため、抜去を推奨する場合があります。同時に新しいバックで入れ替えをすることも、脂肪注入豊胸することも可能です。希望される方法やサイズについては相談してください。
このような方にオススメ
- シリコンバッグを入れたが胸の左右非対象が気になる
- シリコンバッグを挿入した後の痛みが気になる
- シリコンバッグが変形してバストラインが崩れた
- シリコンバックが破損した
- 被膜拘縮やリップリングによって変形ができてしまった
リスク・副作用について
抜去のみだとお胸は下垂してしまいます。
シリコンバッグを取り除いた後の胸は、皮膚が余ります。大きいサイズのシリコンバッグが長期間挿入された後、抜去する場合は垂れてしまうこともあります。
同時に豊胸できない場合があります。
シリコンバックの破損を伴う場合は、抜去と同時に豊胸できない場合があります。その際は抜去した後、お胸の状態が落ち着いてから、二期的に豊胸を行います。
腋窩からの抜去ができない場合があります。
シリコンバックが破損している場合、被膜拘縮が強く石灰化も伴うことが予想される場合などは、腋窩からの抜去では不十分になる可能性が高く、乳房の下側(乳房下溝)を切って取り除く方法を勧める場合があります。
施術の流れ
手術前
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STEP01
カウンセリング
乳房の手術に特化した医師がカウンセリングを行います。シリコンバッグを挿入した胸やシリコンバッグそのものの状態を見極め、適した手術の方法を決めます。
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STEP02
手術方法の説明と予約
担当する医師が手術方法や副作用、術後の経過について詳しく説明いたします。きちんとご理解、ご納得いただけましたらご契約となります。血液検査を行い、施術する日を予約いたします。
手術当日
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STEP01
手術
基本的には、シリコンバッグを挿入した部位と同じ部位を切開しバックを抜去します。被膜拘縮や石灰化がある際には同時に被膜も可能な限り切除し、遺残のないようにします。同時に豊胸をお考えの方には、新しいバックを再度挿入したり、脂肪注入をしたります。
手術後
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STEP01
術後診察
手術後は麻酔からの回復状態や出血の有無を確認してから帰宅となります。状態によって痛み止めなど処方いたします。
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STEP02
定期診察(アフターフォロー)
術後7日目に抜糸と1ヶ月後に診察を受けていただきます。バストライン、縫合した傷の治りなどを確認します。経過やご希望によっては通院日をずらしたり、回数を増減することもできます。
よくある質問
- シリコンバッグを抜去した後のたるんだ胸を何とかできませんか。
- 今まで入っていた内容物がなくなるので、ハリがなくなるのは自然なことです。シリコンバッグを入れずにハリを取り戻したいのであれば、脂肪を注入する方法があります。
- シリコンバッグで豊胸した胸が最近硬くなったようで痛みます。
- 被膜拘縮が起きている可能性が高いです。 シリコンバッグを抜去して、被膜も切除しましょう、再度豊胸を希望される場合は、新しいシリコンバッグに入れ替えるか、脂肪豊胸をすることを推奨します。
- どういった状態になったら、抜去するべきなのでしょう。
- 左右差や不自然な硬さ、縁が目立つ、片方が腫れてくる、痛くなるなどの症状が出現した場合に抜去を考えるべきです。
料金表
シリコンバッグ抜去
(豊胸と同時で半額)
(豊胸と同時で半額)
豊胸バックの抜去は簡単なようで、状態に応じた判断が必要な非常に高度な手術です。
同時に豊胸も考えるのならば尚更です。
乳房症例を豊富に経験する医師に任せることを勧めます。