「胸を大きくしたい」
「胸の形を整えたい」
このようなとき豊胸手術という方法が思い浮かぶと思いますが、豊胸手術にもさまざまな方法があり、大まかに分けると以下の4つの方法に分けられます。
・脂肪注入
・シリコンバッグ挿入
・ハイブリッド豊胸
今回は、その中のヒアルロン酸注入による豊胸手術の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
目次
ヒアルロン酸を使った豊胸手術とは?
ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、ヒアルロン酸をバストに直接注入してバストを大きくしたり形を整えたりする方法で、注射器を使って行うのが特徴です。
注入したヒアルロン酸は、時間と共に徐々に人体に吸収されていくため永久的な効果は期待できませんが、施術時間が短く傷跡が目立ちにくいといった利点があります。
まずは、ヒアルロン酸注入による豊胸手術の特徴について解説していきます。
メスを使わない注射による豊胸手術
上述の通り、ヒアルロン酸を注入して行う豊胸手術は注射器を使ってバストに直接ヒアルロン酸を注入する豊胸手術のことで、胸を大きく切開する必要がありません。実際にはヒアルロン酸を注入するための注入管用に数ミリの穴を皮膚に開ける必要があり、クリニックによっては抜糸が必要になります。
また、豊胸手術に使用されるヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、その種類によって特徴や手術後の持続期間に違いがあります。
クリニックによっても取り扱っているヒアルロン酸に違いがあるため、カウンセリング時などに「どんな種類を使っているか」「どんな特徴があるのか」をしっかりと確認するようにしましょう。
手術に抵抗がある方に向いている
「豊胸手術」と聞くと外科的な手術をイメージされる方も少なくありませんが、外科的な手術に抵抗がある方でも受けやすい方法がヒアルロン酸注入による豊胸手術です。
また、ヒアルロン酸注入はダウンタイムが比較的軽いため施術後の日常生活にほとんど支障がなく、仕事も翌日から始められるのでまとまった休みを取る必要がありません。
そのため、ヒアルロン酸注入は仕事を長期間休みたくない方や、仕事が忙しい方でも受けやすい手術方法です。
ヒアルロン酸豊胸手術の大まかな流れ
ヒアルロン酸注入による豊胸手術の大まかな流れとしては、まずカウンセリングを受けていただき問題なければ具体的な施術日を決めていきます。
豊胸手術を受けるにあたって不安や心配が残らないように、また「完成したバストが思っていたのとは違った!」等とならないように、カウンセリング時に気になることがあればしっかりと相談しておきましょう。
施術当日は、痛みを感じないように局部麻酔や笑気麻酔などを行い、麻酔が効いてきたらバスト下部、もしくは脇下のシワから注射器を入れてヒアルロン酸をバストに注入し、理想の形を作っていきます。
施術後は、日常生活を送る分には問題ありませんが、痛みや腫れといった症状が現れるケースもありますので、2週間を目安に飲酒や激しい運動は控えるようにしましょう。
ヒアルロン酸豊胸手術のメリット
冒頭で「豊胸手術にはさまざまな方法がある」とお伝えしましたが、その中でヒアルロン酸注入を選択するメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、ヒアルロン酸注入で豊胸手術を受けた場合の良い点について、3つのポイントに分けてご紹介していきます。
メリット①施術が短時間が済む
注射器でヒアルロン酸をバストに直接注入して行う豊胸手術であれば、施術時間が15〜30分程度と短くて済むのがメリットの1つです。
施術時間は、注入するヒアルロン酸の量によって多少前後しますが、他のメスを使った豊胸手術と比べても時間がかからず、施術後はすぐに帰宅することもできます。
メリット②ダウンタイムの期間が短い
ヒアルロン酸注入は、メスを使って行う豊胸手術の方法よりも施術後のダウンタイム期間が短く、体や私生活への負担が少ない点もメリットの1つです。
例えば、シリコンバッグ挿入の場合だと切開してシリコンバッグをバストに挿入して豊胸を行うため痛みや内出血などのダウンタイムが1~2週間程度ありますが、ヒアルロン酸注入の場合は2-3日程度で落ち着くことが多いです。
ダウンタイムが短いと言っても、施術後は多少の筋肉痛のような軽い痛みや腫れ・内出血といった症状が現れる可能性があるため、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。
メリット③傷跡が目立ちにくい
ヒアルロン酸注入はメスを使わず主に注射針を使用して行うため、傷跡が目立ちにくく、注射器を挿入したわずかな傷跡も時間と共にほとんど目立たなくなります。
そのため、ヒアルロン酸注入は「傷跡で豊胸がバレるのは避けたい」といった方におすすめの豊胸手術です。
ヒアルロン酸豊胸手術のデメリット
先ほど、ヒアルロン酸豊胸のメリットについて説明しましたが、デメリットはないのでしょうか。実際に一部の国・地域によってはヒアルロン酸豊胸自体を禁止している国・地域もあります。
ここからは、ヒアルロン酸による豊胸手術を受ける場合に考えられる良くない点として一般的にどういったものが挙げられるのかについてご紹介していきます。
デメリット①しこりができるケースがある
体内に入ったヒアルロン酸を身体が異物と認識してそれを包むように被膜と呼ばれる膜を形成してしまうと、それがしこりとして残ってしまうことがあります。
また極々稀ですが、ヒアルロン酸が脇や腹部に移動してしこりを作ってしまう場合があります。
しこりができてしまった場合は、ヒアルロン酸を溶かす注射でしこりを除去することがほとんどの場合で可能ですが、稀に皮膚を切開しての除去が必要になることもあります。
デメリット②炎症・感染などのリスクがある
極めて稀に、施術の過程で体内に細菌が入り込んでしまうことで、炎症や感染を引き起こし痛みや腫れといった症状が現れます。
もし感染した場合は、抗生剤や内服によって治療するケースが多く、抗生剤や内服でも良くならない場合はヒアルロン酸を溶かす注射を打って対応したり、バストに切り込みを入れて直接ヒアルロン酸を取り除く場合もあります。
デメリット③効果が永久的ではない
ヒアルロン酸注入による豊胸は、1度施術を受ければ永久的に効果を受けられるというものではなく、効果の持続期間は一般的に長くても2〜3年程度と言われています。
また、用いるヒアルロン酸の種類や個人差によって持続時間が違うため、先ほどの「2〜3年程度」はあくまで目安として覚えておきましょう。
ヒアルロン酸注入による豊胸効果を長持ちさせるコツ
豊胸に使用するヒアルロン酸は、時間と共に少しずつ体内に吸収されていくため、2〜3年程度経つと元に戻ってしまいます。
では、できるだけ豊胸効果を長持ちさせるためにはどうすればよいのでしょうか?
定期的なヒアルロン酸注入が長持ちにつながる
同じ箇所に繰り返し注射を打つと、ヒアルロン酸の吸収速度が少しずつ遅くなると言われているため、定期的なヒアルロン酸注入が長持ちにつながる可能性があります。
しかし、何度もヒアルロン酸注入を行うとしこりができるリスクも高くなるため、そういったリスクを避けたい方や効果を長持ちさせたい方は、より長期間の効果が期待できるシコンバッグ豊胸や脂肪注入などの豊胸手術を検討すると良いでしょう。
クリニックによっては低吸収ヒアルロン酸を使っているところもある
ヒアルロン酸の種類によって効果の持続期間に違いがあるという話をしましたが、大まかに説明すると以下のような違いがあります。
・粒子が大きく固形に近いヒアルロン酸:吸収されにくい
・粒子が細かく液状に近いヒアルロン酸:吸収されやすい
クリニックによって取り扱っているヒアルロン酸が異なり、中には吸収されにくいヒアルロン酸を使用しているクリニックもありますが、しこりになりやすいリスクや触りごごちが固くなるリスクがありますので、どんなヒアルロン酸を使っているか聞くことも大切なポイントです。
ヒアルロン酸豊胸手術の特徴とメリット・デメリットまとめ
ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、メスを使わず注射器でヒアルロン酸を注入してバストを大きくする方法で、傷跡が残りにくくダウンタイムも短いため手術に抵抗がある方に向いています。
また施術時間が15〜30分程度と短く、施術後はすぐ帰宅することもできるため、忙しい方やまとまった休みが取れない方でも受けやすい方法です。
当院では、ヒアルロン酸注入はもちろんのこと、脂肪注入・シリコンバッグ挿入・ハイブリッド豊胸など、お悩みに合わせた豊胸方法をご用意しております。バストに関わるお悩みをお抱えの方はぜひお気軽にご相談ください。
ご相談は、WEB・お電話・LINEにて受け付けております。
豊胸手術を受けようか迷っている方やまずはカウンセリングを受けたいという方もお問い合わせお待ちしております。