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コラム

【鼻整形】鼻中隔延長は必要?やるべき人や種類についてご紹介!

2024年08月17日

前回の鼻整形編では自分に適した鼻手術の種類についてお話しましたが、今回は鼻中隔延長についてご紹介します。

過去の記事をご覧になられていない方はこちらからチェックしてみてください。

【鼻の整形】現役美容外科医が鼻手術の種類について徹底解説!

オープン法で鼻の手術をする選択肢が固まったとき、「鼻中隔延長」で迷ってしまう方が多くいらっしゃいます。

ドクターが鼻中隔延長を勧める理由や、メリットやデメリット・種類に対して回答していきますので、ぜひ参考にしてください。

鼻中隔延長とは?

鼻が綺麗な女性

親指と人差し指をそれぞれ鼻の穴に入れ、つまむようにしたときにある真ん中の板状の軟骨を「鼻中隔軟骨」と言います。

鼻が低い方は鼻中隔軟骨が小さいため、耳介軟骨や肋軟骨などを鼻に移植して鼻中隔軟骨を伸ばすことができます。

奥にある鼻中隔軟骨の一部を鼻先に移植することで、鼻中隔軟骨だけを使用しての鼻中隔延長も可能です。

もともと鼻が小さい方は鼻中隔軟骨が小さくて弱いため、他の部位から軟骨を移植しなければならないケースもあることを知っておきましょう。

鼻中隔延長をやるべき人は?

鼻の高さを確認する女性

鼻中隔延長は鼻先を伸ばすことを目的としているため、鼻先の低さで悩んでいる方におすすめできる施術です。

アジア人は鼻先が潰れて下を向いていることが多いため、鼻中隔延長をすることでスマートな鼻先を手に入れることができます。

しかし、鼻の低いアジア人はプロテーゼを入れて鼻を高くしても、不自然なボリューム感が出てしまうため綺麗な形とは言えません。

そのため鼻中隔延長によって鼻先を伸ばし、その形に合わせてプロテーゼの形を決めていくことで、綺麗な鼻に整えることができます。

綿棒等を鼻の穴に入れて前に押し出すことで、鼻先がどこまで伸びるかをシミュレーションできるので、鼻先を伸ばしたときに「この鼻の高さが理想」と思った方は、鼻中隔延長の施術をおすすめします。

「鼻の高さは現状のままでボリュームが欲しい」という方は、プロテーゼのみを実施して鼻中隔延長は必要ありません。

鼻中隔延長ではどのくらい鼻を高くできる?

鼻の形がきれいな女性

鼻中隔延長をすればどこまでも鼻を高くできると思いがちです。

しかし、鼻先を伸ばすには限界があり、個人の皮膚量や軟骨の付き方によって変わります

皮膚が厚い方は鼻先が伸びにくく、皮膚が薄くて外国人のように鼻の軟骨が柔らかい方は鼻先を伸ばしやすい特徴があります。

どこの軟骨を使うべき?

希望する鼻の高さによって使用する軟骨の部位が変わります

少しだけ鼻を高くしたいという方は耳介軟骨を使用するケースが多いです。

ある程度しっかりと鼻の高さを出したい方は、奥から鼻中隔軟骨の一部を取り出して鼻先に移植します。

鼻が低く、鼻中隔軟骨を取り出すことで長さが足りなくなってしまう方には、肋軟骨を使用した鼻中隔延長がおすすめです。

また、使用する軟骨は部位ごとに上限があり、耳介軟骨→鼻中隔軟骨→肋軟骨の順で鼻の高さを出すことができます。

耳介軟骨と肋軟骨の違い

女性の耳

耳介軟骨は柔らかくて量が少ないため、鼻中隔延長の支えとしてはとても弱いのが特徴です。

もともとある鼻中隔軟骨を少しだけ支える目的であれば、耳介軟骨でも問題なく使用できます。

耳介軟骨だけではぐらつきがあるため、支えとしては弱く、推奨できません。

肋軟骨は硬くて量も多く、鼻中隔延長の支えとしてしっかり伸ばすことができます

肋軟骨のデメリット

鼻中隔延長には肋軟骨の使用が最適と思われていますが、肋軟骨には「曲がる」というデメリットがあります。

肋軟骨は硬くて柔軟性に欠けており、皮膚の力に負けて曲がってしまう可能性があるため、鼻中隔延長の施術では注意が必要です。

肋軟骨に限らず鼻中隔延長では、鼻を高くするほど曲がるリスクが伴いますが、その中でも肋軟骨は曲がる性質を持った素材であることを知っておきましょう。

ドクターが勧めるのは?

整形手術

鼻中隔軟骨・耳介軟骨・肋軟骨を比較した場合、素材が豊富な肋軟骨を使った鼻中隔延長を勧めています。

鼻をしっかりと高くできる点で、患者様の満足度に最も貢献できるのが肋軟骨です。

しかし肋軟骨は術者からすると大変な手術で、患者様としても痛いというデメリットがあります。

アマソラクリニックの美容外科医は、がん研有明病院で肋軟骨を取る手術の経験を数多く積んでいるため、肋軟骨の摘出に慣れており、安心して施術を受けることができます。

耳介軟骨移植+鼻尖形成が適している人は?

鼻がきれいな女性

耳介軟骨移植+鼻尖形成は、約100万円以下で鼻を綺麗に整えられるオープン法の手術になります。

鼻中隔延長を行う場合は約150万円以上の金額になることが多いですが、鼻中隔延長を行わない場合は手術が早く終わるので、価格を安く抑えられるのが特徴です。

特に「団子鼻を改善するために鼻先を少しだけ高くしたい」「整形感を出さずに鼻の形を整えたい」という方は、耳介軟骨移植+鼻尖形成をおすすめします。

鼻中隔延長は周囲に気付かれるほど大きな変化がありますが、耳介軟骨移植+鼻尖形成では鼻先が尖った、ナチュラルで綺麗な形を作り出すことが可能です。

「鼻の高さはあるけど横から見た時に大きい」と感じるような団子鼻も、耳介軟骨移植+鼻尖形成で改善できるケースが多くあります。

鼻中隔延長が適している人は?まとめ

鼻中隔延長は軟骨を移植して鼻を高くする施術なので、鼻の低さで悩んでいる方におすすめの施術になります。

しかし理想の鼻の形は人それぞれなので、全員が鼻中隔延長をする必要はありません。

鼻中隔延長よりも費用を抑えて理想の鼻をデザインできるケースもあるため、自分に合った鼻の形が知りたい方はアマソラクリニックへ気軽にご相談下さい。

日本形成外科学会認定専門医 医師 佐々木 翔一

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

佐々木 翔一

学生時代にミネソタ大学留学にて形成外科に魅せられ、形成外科医になることを決意。

初期研修医終了後、獨協医科大学病院形成外科 形成外科に入局。
大学病院、関連病院に勤務し、先天奇形から眼周りの悩み、顔部外傷およびその再建など幅広い形成外科手術を手がけ、患者のQOL向上のために積極的に美容外科的要素を診療にとりいれていた。大学病院を退職後、老舗美容外科に勤務。塩崎医師の紹介で細井医師と出会う。学生・研修医時代にUnited States Medical Licensing Examination Step1から3まですべてに合格し、Educational Commission for Foreign Medical Graduatesを取得済。

英語での診察も可能です。