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【クリニック破綻覚悟】50代・60代でやらない方がいい整形とは?

2024年04月13日

50代・60代は人生の折り返し地点であり、美容整形をすることで人生後半戦を豊かに送ることができます。

しかし、中には美容整形によって後悔しているケースも少なくありません。

今回は、50代・60代になってからやらない方がいい美容整形を現役美容外科医が詳しく解説していきます。

実際に施術した方の満足度の低さや健康リスクがある施術を紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。

50代・60代がやらない方がいい整形①両顎手術(ルフォー・SSRO)

顎もとに手を当てる女性

10代〜40代くらいまではギリギリ適応があり、たるみケアを前提に施術を受けてもいいと思います。

しかし50代・60代にもなると、学会レベルで施術を受けた方々の満足度が低いことが報告されているため注意が必要です。

両顎手術(ルフォー・SSRO)は術後の変化量がかなり大きいため、手術が成功したとしても新しい自分を受け入れられない方が多くいらっしゃいます。

若いうちは色々なメイクや髪型に挑戦して新しい自分を受け入れる能力が高いですが、50代・60代での顔の大幅なイメチェンはよく考えてから実施するようにしましょう。

輪郭三点もやらない方がいい?

輪郭三点は術後の変化量がそれほど大きくないため、人によっては検討してもいいでしょう。

韓国では小顔治療やアンチエイジング治療の作戦として、頬骨の骨切りと同時にフェイスリフトを実施する方法を取り入れている先生が多くいます。

しかし骨切りすると腫れてしまい、腫れた状態でリフトするのが効率良いのかは施術する先生の判断によります。

リフト系の施術を前提として頬骨や輪郭を整形するなら、執刀医の先生にしっかりと相談しましょう。

アマソラクリニックでも無料でご相談できますので、気軽にお問い合わせ下さい。

50代・60代がやらない方がいい整形②グラマラスライン

目元の綺麗な女性

グラマラスラインとは目尻側の下瞼を下げる施術であり、優しい印象のタレ目を形成することができます。

しかし基本的には加齢とともに下瞼は下がってしまうものであるため、グラマラスライン整形をしても効果が薄くおすすめしません。

下瞼の形が一直線で不自然であるなど特殊な事情がない限り、年齢を重ねてからのグラマラスラインは加齢を加速させる要因になります。

さらに下瞼を下げることで白目がむき出しになり、目が乾きやすくなるといったデメリットもあることを知っておきましょう。

アンチエイジング目的なら、逆に目尻を吊り上げる施術を行うことの方が多くあります。

中顔面も加齢とともに段々と垂れ下がっていきそれに釣られて下瞼も下がっていくため、中顔面も含めてリフトアップすることが多いです。

高齢になってからのグラマラスラインは、よく考えてからやるようにしましょう。

50代・60代がやらない方がいい整形③大規模な脂肪吸引

スタイルのビフォーアフター

50代・60代になると若い頃と比べて体重が増える方もいるため、「脂肪吸引したい」という需要が多いです。

20代などの若い時であれば脂肪吸引した後に皮膚が引き締まりますが、50代・60代になると皮膚が伸び切ってしまい、皮膚を切り取る手術をする必要が出てきます。

クリニックによっては引き締めの機械を併用するケースがありますが、かなり高額であるため注意が必要です。

引き締めの機械は高額な割にほとんど効果がないため、引き締めの機械を勧められた場合は別のクリニックを検討しましょう。

大規模な脂肪吸引に身体が耐えられない場合もある

50代・60代では色々な生活習慣病をお持ちの方がいらっしゃいますが、脂肪吸引の負担に身体が耐えられない場合もあります。

加齢とともに血管が固くなっていくため、身体から5リットルほどの脂肪が無くなると高確率で他の合併症を併発するリスクがあることを知っておいて下さい。

どうしても脂肪吸引をやりたい場合には、一度に大規模な脂肪吸引をするのではなく部位を分けて少しずつ脂肪吸引していくことをおすすめします。

また、吸引できる最大量を吸うのではなく吸引量を抑えて施術することで、皮膚のたるみを予防することができます。

高齢の場合には全身麻酔が必要になるケースもあるため、高齢ならではの段取りが必要であることを知っておきましょう。

50代・60代がやらない方がいい整形④目頭

女性の目元のアップ

目頭は年齢を重ねていくとともにどんどん無くなっていくものであり、50代・60代で目頭施術をすると老けた印象が強まってしまいます

50代・60代になって目頭施術をしたいという方は、比較的少ない傾向にあります。

若い方の美容整形情報を鵜呑みにして「目頭施術しなきゃ!」という固定概念に捕らわれないよう注意して下さい。

50代・60代にもおすすめの美容施術|豊胸

バストに手を当てる女性

50代・60代の女性には、豊胸手術を強くおすすめしています。

豊胸手術をすることでたるみも改善しますし、吊り上げと合わせることで引き締まったボディラインを形成できてアンチエイジング効果があります。

50代・60代におすすめの美容施術は他にもありますので、下記の記事を参考にして下さい。

50代・60代は切らない治療にこだわらない方がいい

手術の様子

タミータックなどの大幅に切る治療に関して、年齢が上がると傷が綺麗に治りやすいという特徴があります。

若年者よりも50代・60代のほうが傷が治る力がマイルドになるため、治りすぎにならない点で切る治療と相性が良いと言えるでしょう。

表ハムラ・裏ハムラの話になった際、「切るのが怖い」という理由で裏ハムラを選択する方がいます。

たるみが強いのに裏ハムラで施術したところでクマの段差は平らになりますが、皮膚のシワだけが残ってしまい、満足できない結果に終わるケースも多いです。

「たるみを引き上げたいけど、切開するのが怖い」というお客様は、糸リフトを希望されます。

しかし50代・60代の糸リフトでは、下にあったたるみが上に移動しただけで見た目が改善されたとは言えない結果になりがちです。

高齢になればなるほど、切開型の施術が適用になるケースが多くなると言えるでしょう。

切開型の施術の方が、結果的にコストパフォーマンスが良くなることも多いです。

50代・60代がやらない方がいい整形|まとめ

50代・60代では新しい自分に生まれ変わるのではなく、若い頃の自分を取り戻したいと考える方のほうが多くいます。

大規模な美容整形をして新しい自分を受け入れられない方もいるため、リスクと費用のバランスをよく考えることが大切です。

また、50代・60代で切らない施術には限界があるため、アマソラクリニックへご相談頂ければ費用と効果の両面で最適な施術法をご案内いたします。

ご相談は無料ですので、ぜひ気軽にお問合せ下さい。

日本形成外科学会認定専門医 医師 佐々木 翔一

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

佐々木 翔一

学生時代にミネソタ大学留学にて形成外科に魅せられ、形成外科医になることを決意。

初期研修医終了後、獨協医科大学病院形成外科 形成外科に入局。
大学病院、関連病院に勤務し、先天奇形から眼周りの悩み、顔部外傷およびその再建など幅広い形成外科手術を手がけ、患者のQOL向上のために積極的に美容外科的要素を診療にとりいれていた。大学病院を退職後、老舗美容外科に勤務。塩崎医師の紹介で細井医師と出会う。学生・研修医時代にUnited States Medical Licensing Examination Step1から3まですべてに合格し、Educational Commission for Foreign Medical Graduatesを取得済。

英語での診察も可能です。