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コラム

HIFUと糸リフトはどっちがいいの?おすすめの種類や効果を紹介!

2024年07月13日

「HIFUと糸リフトは結局どっちがいいの?」という疑問を持っている方も多いかと思います。

今回は、HIFUと糸リフトのそれぞれのメリットとデメリットを説明し、おすすめの種類や効果についてもご紹介していきます。

治療を迷っている方はぜひ参考にしてください。

HIFUについて

HIFUの施術

HIFUはどのような治療法なのか、ここではメリットやデメリットと同時に、効果についてもご紹介していきます。

施術の前にまずはHIFUについて詳しく知っておきましょう。

HIFUのメリット

HIFUは表情筋の筋膜をわざと火傷させることで引き締め、フェイスリフトしていく治療法です。

肌の浅いところは火傷せず、深いところだけを焼くことができる選択性がHIFUの非常に大きなメリットと言えます。

効果としては非常にマイルドであり、コツコツやっていくことで徐々に効果が実感できるでしょう。

HIFUは大して痛みもないため「いきなり切るのは怖い」「何か刺すのは怖い」という方は、美容医療のエントリーモデルとしておすすめです。

HIFUのデメリット

間違って顔面神経が走っているところに当ててしまうと、一時的に顔面神経麻痺を起こす可能性があるのがデメリットと言えます。

クリニックによっては、交換していないチップを使っていたり古い設定で治療したせいで火傷してしまった事例があるので、価格に釣られずしっかりとしたクリニックの下調べが重要です。

また、「HIFUをやっているとフェイスリフトは出来ない?」とよく聞かれますが、基本的には問題なく施術できるので安心して下さい。

家庭用HIFUは危険?

HIFUの効果

家庭用HIFUは高出力なものが出回っており、セルフで当てて火傷などのケガをするリスクがあるため注意が必要です。

瞼が下がって見えにくくなる眼瞼下垂を治療するために、上瞼に家庭用HIFUを使用した結果、3mm奥にある眼球を傷付けてしまい白内障になった事例もあります。

顔面神経は非常に複雑な走行をしていて、形成外科のトレーニングを積んだ医師ですら完全に理解しているとは言えない場合もあるため何の知識もない研修医上がりの医師、まして素人が軽い気持ちで家庭用HIFUに手を出すのはリスクが高いと言えるでしょう。

糸リフトについて

綺麗な女性

糸リフトは手軽な施術で、日本全国どこでも行われており、HIFUが「引き締め」に対して対応するのに対して、糸リフトは「引き上げ」を可能にします。

糸リフトは「下から上」や「前から後ろ」など趣向性のある施術ができるため、気になる部分のたるみをダイレクトに引き上げられるのがメリットと言えるでしょう。

しかし糸リフトの場合は麻酔手術をしなければならず、多少の出血もあります。

HIFUよりもしっかりと引き上がってくれますが、「痛そうで怖い」という方にはおすすめしにくい施術です。

糸リフトは金ドブ?

糸リフトの特性を理解し、目的を持って行う場合、それは決して「金ドブ」ではありません。

もともと糸リフトというのは、思いっきり垂れ下がったブルドック顔のようなたるみを完全に引き上げるような効果は望めません。

あくまでも、ほどよくたるんだ皮膚を上に伸ばし直してあげる程度の効果であるということを知っておきましょう。

我々形成外科専門医としては糸リフトを行うことで肌を引き上げ、重力に対抗するつっかえ棒のような役割という認識であるため、過度な期待感を持ち過ぎないようにして下さい。

・手軽にアンチエイジングをしたい
・加齢を予防したい
・垂れさがり後戻りを予防したい
・皮膚のたるみを予防したい

上記のお悩みを持っている方には非常に有用な施術と言えます。

フェイスリフトした後や脂肪吸引した後、30歳を超えた当たりから年1回の糸リフトでメンテナンスを行っていく方が多く、そのような付き合い方がおすすめです。

60歳でも肌がたるんでいない方は、30代のうちから年1回の糸リフトで定期的にメンテナンスをやっている結果が表れている可能性が高いです。

ショッピングリフトの効果は?

フェイスラインの引き締めやリフトアップ効果が期待できるとされているショッピングリフトですが、おすすめはできません。

整体師が行う美容鍼によく似ており、肌に鍼を刺すことで一時的に肌が腫れ上がり、ハリが出たように見えるかもしれません。

しかし実際には肌が炎症反応を起こしているだけなので、美容効果は期待できません

HIFU・糸リフト|それぞれのおすすめは?

ここまでHIFUと糸リフトのメリット・デメリットや効果について解説してきましたが、ここではそれぞれのおすすめについてご紹介します。

HIFUと糸リフトで迷っている方は、おすすめの施術やコスパ・特徴で比べる参考にしてください。

糸リフトのおすすめ

カラフルな糸

糸リフトに使われる糸の素材はさまざまあり、アンチエイジング目的であれば「テスリフト」がおすすめです。

テスリフトは糸の種類が新しく、引き上げる効果が強いだけでなくコラーゲン生成能力が高いことが大きな特徴と言えます。

糸リフトでは溶けない糸を使用する先生もいますが、あまりおすすめできません。

糸リフトは肌の引き上げ効果がだんだん無くなっていくため、溶けない糸を使用することで効果が無くなった異物が体内に残り続けてしまうことになります。

次に糸リフトの施術をする際にも溶けずに残った糸が邪魔になるため、糸リフトを行う際は溶ける素材の糸を選ぶようにしましょう。

HIFUのおすすめ

HIFUの施術を受ける女性

もともとは4mm前後のところにあるSMAS筋膜だけを狙って当てられるのがHIFUの特徴でした。

深いところを狙えるのがHIFUの売りとされていましたが、もっと浅いところにある真皮や脂肪を狙える「リニアHIFU」などが登場し、HIFUと言ってもたくさん種類が出てきました。

HIFUを脂肪に当てれば脂肪が縮む効果が期待でき、真皮に当てれば熱でコラーゲンが産生されて引き締め効果が得られるなど、使い分けによって色々できる治療法です。

HIFUのおすすめは「ウルトラセルQ+」であり、費用も安く性能が良いのでコストパフォーマンスに優れています。

性能だけで見れば初代にして最強の「ウルセラ」になりますが、ウルセラは1発15万円と非常に高額なので、ランニングコストが高く、取り扱っているところは稀です。

HIFUと糸リフトはどっちがいいの?|まとめ

今回は、HIFUと糸リフトの違いについて詳しく紹介しました。

HIFUは美容皮膚科が行う施術に対して、糸リフトは美容外科で手術をすることになります。

「いきなり切るのは怖い」という方はHIFUを選び、「手軽に皮膚のたるみを改善したい」という方は糸リフトを選ぶのがおすすめです。

HIFUを実施した後でも糸リフトを行うことは可能であるため、まずは自分の希望に合った方から選ぶと良いでしょう。

自分に合った最適な方法を知りたい方は、ぜひアマソラクリニックへお気軽にご相談ください。

日本専門医機構認定形成外科専門医 医師 眞島 昂也

【監修者】

日本専門医機構認定形成外科専門医

眞島 昂也

旭川医科大学医学部医学科卒業後、藤沢湘南台病院で初期研修を修了。
その後、がん研有明病院で乳房再建を学び、聖路加国際病院で外傷治療、美容および形成外科・美容外科全般の研鑽を積む。

現在は東京慈恵会医科大学に勤務し、鼻を中心とした顎顔面領域の手術を数多く手がける。

がん研有明病院では山本医師と同期であり、宮下先生の部下として勤務。現在は塩崎先生の後輩として活躍中。