豊胸術として世界中で数多く行われているシリコンバッグ豊胸ですが、元々のお胸に左右差がある場合、挿入するバッグの位置が左右で異なる場合、カプセル拘縮が生じる場合などでは仕上がりに左右差を生じて悩みの種となることがあります。
目次
実際にシリコンバッグ豊胸で左右差が生まれてしまった方の再手術
バッグ豊胸後の左右差修正
バッグ豊胸後の左右差修正について解説をしていきます
こちらの方は元々右のお胸が小さいとのことで右に大きめの豊胸バッグ、左に小さめの豊胸バッグを用いた豊胸術を受けたという方ですが、その結果右のお胸が大きくなりすぎて、左右の胸の位置も右胸が低い状態になってしまいました。
⇩バッグ豊胸後の左右差
▶右胸は285cc、左胸は220ccのバッグが挿入されている(術前)
この症例では左右に異なるバッグが入っており、左右バッグのボリューム差は65ccでした。
もともと右胸が小さかったけれど65ccもの差をつけると今度は逆に右胸が大きくなってしまっておりました。
シリコンバッグ豊胸の他院修正|修正案
そこで修正案としましては65ccの差を半減させて30cc程度まで減らして右胸には430cc、左胸には400ccというバッグを選びました。
⇩バッグ豊胸後の左右差修正
また修正前には右胸はやや位置が低く外によっている状態、左はやや位置が高い状態だったので、内部操作としてカプセル切開・剥離を行い新しいバッグの挿入場所を作り直しました。
⇩バッグ豊胸後の左右差修正
(写真、斜位)
静脈麻酔下に1時間程度の手術になります。
どの角度から見てもきれいにお胸のボリュームや位置の左右差が修正されていますね。
またバッグサイズも大きくしたためより魅力的なお胸になっています。
バッグ豊胸後の左右差修正は適切なバッグサイズの選定や内部操作で差が出ます。
シリコンバッグ豊胸(乳腺下法)他院修正
⇩バッグ豊胸後の左右差修正後
(正面、斜位、1ヶ月)
当院のバッグ豊胸後の左右差修正は、適切なバッグサイズの選定と、必要十分な内部操作による位置や丸みの改善のセンスが第1の特徴です。
第2の特徴は出血が少なく、痛みの少ない最小侵襲手術です。
最短距離で、最小の傷から剥離を行い、最短時間で手術が完了するためダウンタイムが少なくて済みます。
こちらの方は腋窩アプローチでの豊胸です。
傷は脇の目立たない3.5cm程度の傷で、1週間で抜糸を行います。
きちんと中縫いも行うため1週間の時点でしっかりと傷はついています。
シリコンバッグの他院修正ならアマソラクリニック|まとめ
バッグ豊胸を行ったけれど左右差が出てしまって困っている方は、こちらの左右差修正バッグ入れ替え手術の適応がございます。
元のお胸の形や大きさを見抜いて、その方に一番合ったバッグサイズを選び、最短時間で適切な内部操作を行えるのは十分な豊胸手術の経験があるからです。
《施術料金》 | |
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静脈麻酔 | 110,000円 |
バッグ豊胸(乳腺下法)他院修正 | 924,000円 |
シリコンバッグ代(モティバエルゴノミクス2) | 220,000円 |
インプラント抜去 | 165,000円 |
(すべて税込価格です)
痛み、出血、感染、左右差の残存、カプセル拘縮、変形、知覚鈍麻、肥厚性瘢痕などを生じることがあります。