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豊胸手術後にバストが垂れることはある?原因や対処法は?

2023年10月21日

豊胸手術後にバストが垂れることはある?原因や対処法は?

加齢やホルモンバランスの変化など、バストの下垂に悩んでいる方は少なくありません
頬や顎が段々と垂れ下がってくるように、加齢によるバストの下垂も避けられないものです。

では、1度垂れ下がってしまったバストは豊胸手術で元のハリのあるバストに戻すことは可能なのでしょうか!?

はたまた、豊胸手術を受けたことでかえってバストが垂れてしまうケースは存在するのでしょうか!?

本記事ではバストの垂れやたるみをお悩みの方に向けて、バストが垂れる過程や原因、その対処法についてご紹介していきます。

女性のバストの下垂はどのように進むの?

胸が垂れる仕組み

若い頃はハリがありツンと上を向いていたバストも、30代・40代・50代と年齢を重ねるごとに少しずつ下へ下へと垂れてしまいますよね。

個人差はありますが、女性のバストの発育のピークは20歳頃までで、早い人であれば20代後半からバストが垂れはじめる人もいます。

では、一体どのようにして女性のバストは下垂してしまうのでしょうか?

ここでは、女性のバストが垂れていく3つの過程を順番に解説していきます。

垂れる過程|①バストが柔らかくなる

女性のバストは、皮膚と脂肪・乳腺、そしてこれらを結びつけるクーパー靭帯によってできています。

加齢によってホルモンバランスが変わると乳腺組織が徐々に萎んでいって徐々に脂肪の割合が増えていくことでバスト全体が柔らかくなり下垂が始まります

また妊娠・出産・授乳を経て一度大きくなったバストが縮む過程でもバストは柔らかくなってしまいます

この産後のバスト変化を悲しく思っている方もいると思います。

垂れる過程|②バストの上部がそげる

バストが柔らかくなる中で、デコルテにぎっしりと詰まっていたバスト上部は重力にしたがってそげるように下に落ちていき、バスト全体の重心が下に落ちます

この段階では実際にバストが垂れているわけではありませんが、上部がげっそりとそげることでバストが全体的に下垂しているように見えてしまうのです。

今までは見えなかったあばら骨が鎖骨の下あたりに浮き出てくることもあります。

垂れる過程|③乳首が下向きになりバスト全体が垂れる

脂肪の割合が増え柔らかくなったバストに重みがかかると、今度はバストの下部がたわみ乳首が下向きになりおじぎをしたような形になります。

お風呂場の鏡で真正面に見えていたはずの乳首が気づいたら下を向いていることに気づいてがっかりされている方もいるのではないでしょうか。

豊胸手術後にバストが垂れることはある?その原因は?

豊胸後にドレスを着た女性

「豊胸手術後をすると胸が垂れる」という噂を耳にして不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

本来バストの悩みを解決するはずの豊胸手術で胸が垂れてしまうのでは本末転倒です。

ここからは、豊胸手術後にバストが垂れてしまう原因と対処法について詳しくご紹介します。

すごくザックリと言ってしまうと「乳房の中身が減った時に下垂する」というパターンになります。

垂れる原因|①ヒアルロン酸が吸収されてしまった時

ヒアルロン酸豊胸手術後にヒアルロン酸が身体に吸収されると、バストが垂れてしまうことがあります。

バストにヒアルロン酸を注入すると、注入した部分の皮膚が伸びるため、ヒアルロン酸が吸収された後に伸びた皮膚が風船のようにしぼんでしまうためです。

肉まんの中のお肉だけがなくなると皮だけシワシワになりますが、それと同じような感じです。

そもそもヒアルロン酸注入による豊胸は学会も推奨していない豊胸であるため正直あまりオススメ致しません。

垂れる原因|②シリコンバッグを除去した時

バストに挿入すると長期的にバストアップが叶うシリコンバッグ豊胸手術ですが、シリコンバッグ破損や被膜拘縮などのトラブルが生じた場合は、シリコンバッグを除去しなければなりません。バッグ除去後は支えを失った皮膚が下垂の原因になります。

シリコンバッグを除去するとバッグの挿入によって伸びていた皮膚が余って垂れたような印象になるため、抜去手術の際には多くの患者様がシリコンバッグの交換や他の豊胸手術を併用されている印象があります。

▶アマソラクリニックのシリコンバッグ抜去の詳細

垂れてしまったバストは豊胸手術で改善できる?

授乳や加齢によって乳腺組織が萎縮し、クーパー靭帯が緩むことでバストにハリがなくなりバストが下垂して見える場合にはシリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸によってバストのボリュームを補うことで垂れてしまったバストを改善できる場合があります。

この場合、下垂の程度としては軽度なものが対象となるため、下垂の程度が強くなると後述する「乳房つり上げ手術」を行う必要があります。

シリコンバッグ豊胸では胸の状況、体格などに応じて入れるバッグのサイズを決定します。バッグ豊胸で下垂が改善することは胸を風船に例えるとわかりやすいとおもいます。空気が抜けて(=乳腺組織が萎縮)して萎んでしまった風船(=萎んで垂れ下がった皮膚)に再び空気(=ボリューム)を入れてあげるイメージです。

ここでいうボリュームがシリコンバッグ豊胸ではシリコンバッグとなります。メリットとしては、通常の豊胸手術と同じ方法で行われるので傷が目立ちにくいことバストのサイズアップも同時に可能なことなどが挙げられます。

脂肪注入豊胸でも同様に、ボリューム(=脂肪)を充填することで軽度の下垂を改善できる効果が見込めます。

シリコンバッグ豊胸と異なり、任意の場所に脂肪注入することで不足している部分のボリュームを優先的に補うことができるのでデコルテ部分バスト上部の削げている部分などピンポイントで対処することも可能です。

特に浮き出た肋骨はシリコンバッグ豊胸では改善できない部分なので、脂肪注入豊胸の出番でしょう。年齢とともに優先的に脂肪がついてしまう部位(腰、下腹部、二の腕など)の部分やせもできることもメリットでしょう。

極度に垂れてしまったバストへの対処法「乳房つり上げ手術」とは?

垂れた胸

バストの下垂が極度に進んでしまっている場合は、豊胸手術によってボリュームがアップすると、ますますバストの下垂を目立たせてしまうことがあります。

このような悩みをお持ちの方にアマソラクリニックがご提案しているのが、余分な皮膚・脂肪・乳腺などを切除して下垂したバストを持ち上げる「乳房つり上げ手術」です。

ここではアマソラクリニックの各種乳房つり上げ手術をご紹介します。

手術の際のバストへのアプローチは下垂の程度や皮膚の余り具合に応じて3種類あります。

乳房つり上げ手術|①乳輪周囲切開法

軽度下垂の方へ向いている方法です。

乳頭や乳輪が乳房の中央から少しだけ下にさがっているけれど、バスト全体が下を向いているほどではない軽度下垂の方にはこちらの乳輪周囲切開法が適応になります。

乳輪周囲のみの最小限の切開でつり上げを行います。

傷が短い分、縮小やつり上げできる程度には限りがあり、効果も緩やかになります。

乳房つり上げ手術|②oblique法

中等度下垂の方へ向いている方法です。

バストが外側のベクトルに向かって下垂していく場合はこのoblique法の良い適応です。

oblique法では、乳輪周囲の切開とそこから続く斜め外側下方に切開して、そこからつり上げや余分な組織切除を行います。

乳輪から斜め外側下方に傷が伸びてしまいますが、この向きの傷はご自身から見えにくいのが特徴です。

特にバスト外側に向かう余分な皮膚や脂肪が多い方に有効な方法です。

乳房つり上げ手術|③invert T法

全ての下垂の程度に対応できる方法です。

バストが真下向きのベクトルで下垂していくものや高度下垂はこのinvert T法の適応です。

こちらの方法が乳房つり上げ術において世界的にスタンダードなものであり、下垂がすすむことで生じた皮膚や乳腺の余りもバランスよく切除できます。

また乳房を小さくはしたくないという方はつりあげのみをメインに行うこともできます。

invert T法では、傷が乳輪から縦に伸び乳房下溝にそって横に広がります。傷は他の2つの方法に比べて長いですが時間経過とともに少しずつ目立たなくなっていきます。

縮小の程度が大きい分、高いつり上げ効果とその効果が長期間持続することが期待できます。

アマソラクリニックの各種乳房つり上げ手術の紹介と通常料金とモニター料金詳細
▶アマソラクリニックの乳房挙上・縮小の詳細

豊胸手術後にバストが垂れる原因と対処法|まとめ

「1度垂れ下がってしまったバストは、豊胸手術で元に戻すことはできるの?」
「豊胸手術を受けたことでかえってバストが垂れてしまうケースは存在するの?」

という疑問にお答えしながら、バストが垂れる過程や原因、その対処法についてご紹介しました。

豊胸手術では、ヒアルロン酸豊胸による経年変化やシリコンバッグの抜去によって、伸びた皮膚に下垂が生じることがあります。

ただしこうしたバストの下垂は、豊胸手術に限ったことではありません。

なぜならバストの下垂は、加齢によるクーパー靭帯の緩みや授乳後のホルモンバランスの変化など、全ての女性に起こり得るものだからです。

「1度垂れ下がってしまったバストは改善が難しい」と思われがちですが、下垂の程度に応じて適切な手術を行えばハリのある美しいバストを取り戻すことが可能です。

アマソラクリニックでは、豊胸手術に特化した医師がカウンセリングから施術まで全て一貫して担当し、患者さまのバストの状態やご希望に合った最適な手術をご提案します。

加齢や豊胸手術後のバストの垂れに関するお悩みも、安心してご相談ください。

日本形成外科学会認定専門医 医師 宮下 宏紀

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

宮下 宏紀

初期研修医終了後、東京医科歯科大学 形成外科に入局。
大学附属病院、関連病院に勤務し2011年に専門医取得。

前田拓摩医師に続く形で日本一の乳房再建数を誇るがん研有明病院形成外科にて医局長/副医長として勤務し、10年間で手がけたインプラント乳房再建は1000件、自家組織乳房再建は300件に及ぶ。

豊胸、乳房つりあげ、脂肪注入等の美容自費診療も数多く行う傍らで細井龍医師、塩崎正崇医師ら大勢の医師への手術指導も行う。
全国学会でのパネルディスカッション、シンポジウムに多数登壇、医学論文多数。

2023年4月よりアマソラクリニック入職。