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COLUMN

コラム

クリニック破綻覚悟『絶対に整形しない方がいい人の特徴4選!』

2024年03月02日

今回は、美容外科医3名をお招きしてクリニック破綻覚悟で『絶対に整形しない方がいい人の特徴4選!』について解説していきます。

今回お招きした美容外科医は、日本形成外科学会認定専門医「山本 覚先生」「宮下 宏紀先生」「赤嶺 周亮先生」。赤嶺 周亮先生はアマミネクリニックの院長でもあります。

今回は4人で「整形してはいけない人の特徴4選」をお届けしたいと思います。

それぞれのドクターにはマイルールがあり、「これはちょっと手を出してはいけないな」という境界線があるもの。

そしてこの境界線を踏み外してしまうと地雷を踏んでしまいます。

ドクター側も患者側もお互いの理解が進んでいない状態で手術すると危ないので、今回は各自のエピソードに基づいて1人1個ずつ「整形をしない方がいい人」の特徴を解説していくので、参考にしてください。

【ドラゴン細井先生】絶対に整形しない方がいい人の特徴①超若年

特徴①超若年

絶対に整形しない方がいい人の特徴1つ目は、超若年です。

アマソラクリニックでは、中学生以下の手術は絶対にやりません。

高校生でも手術をするかどうか迷う程度です。

以前、某大手さんが小学生の埋没手術をTikTokにあげて叩かれていたのですが、「美容外科界隈でもまぁそうだろうな…」という反応でした。

もちろん美容整形は自由診療なのでお咎めはないのですが、アマソラクリニックでは基本的に行ないません。

高校生で本人が親御さんと一緒に来て、ドクターのカウンセリングを経て「これは確かに…」という状態の場合のみ施術を行う、もしくはやっても高校3年生からかなというイメージです。

成人の規定が18歳に下げられたため、18歳からならプチ整形やヒアルロン酸注入系の施術ならやってくれるのではという声もあるのですが、アマソラクリニックでは成人の規定がいくら下がったとしても20歳以下の場合は親権者の同意が必要です。

【山本 覚先生】絶対に整形しない方がいい人の特徴②極端な要望をする方

特徴②極端な要望をする方

絶対に整形しない方がいい人の特徴2つ目は、極端な要望をする方です。

これはどの整形でも言えるのですが、骨の整形に関していうと、現実的な範囲を超えている要望をされる方や、修正がバリバリ効いてるようなお顔やCG・アニメのお顔、芸能人のバリバリ加工の聞いている画像を持ってこられたりする方もいらっしゃいます。

「もうこれ人間じゃないよ…」というような要望は基本的に受け入れることは難しいため、クリニック側で断る場合が多いです。

アマソラクリニックでは実際にアーニャの写真を持ってこられた患者さんもいらっしゃいます。

現実的でない理想や「顔の半分目」というような物はアマソラクリニックでは絶対に施術しません。

また、CGアニメの顔は人類の機能・構造上不可能なので、そのようなものも基本的に手術できないです。

【宮下 宏紀先生】絶対に整形しない方がいい人の特徴③修正中毒になっている方

特徴③修正中毒になっている方

絶対に整形しない方がいい人の特徴3つ目は、修正中毒になっている方です。

他院修正をする方も多く、もちろん他院で綺麗にならなかった場合は修正をする分にはいい選択だと思うのですが、ドクター目線ではすごくきれいなのに本人は不満を持っている場合は修正中毒になってしまっている可能性があります。

誰が見てもすごくきれいなのに、本人だけ不満を溜めている場合は注意が必要です。

そういう方の場合は、施術をして整形を行っても再度別のクリニックに行き、〇〇クリニックでやってもらったけど全然気に入らないなど、不満を持ってしまい再修正に走ってしまう方が多いです。

美容整形はドクターも患者さんも「ハッピーになってなんぼの世界」なので、既に綺麗に整形できている方で本人は不満を持っていて何度も修正をしているという場合は同じことの繰り返しになってしまう可能性があります。

【赤嶺 周亮先生】絶対に整形しない方がいい人の特徴④要望が細かすぎる方・不安が強すぎる方

特徴④要望が細かすぎる方・不安が強すぎる方

絶対に整形しない方がいい人の特徴4つ目は、要望が細かすぎる方や不安が強すぎる方です。

例えばヒアルロン酸、ヒアルロン酸注入は血管が詰まる寒栓というリスクが非常に稀ではありますがなくはないという状況で、このことを説明するとカウンセリングでも寒栓についての質問を何回か行い、帰宅後もDMで寒栓についての質問をしてくるような方が稀にいます。

赤嶺先生はそういう方には「そこまで心配するならやらない方がいいですよ」と言っています。

ドクター側もリスクが起こらないように細心の注意を払って丁寧に施術をするのですが、リスクは完璧に0にすることは難しいので、ある程度のリスクを承知の上で施術を受けていただきたいです。

また、二重や胸などの両方ある部位に関してはちょっとの左右差が気になってしまう方もたまにいらっしゃいます。

傍から見たら全然気にならないような程の違いでも本人はずっと気にしているケースが稀にありますが、そこまで細かすぎる要求の場合は再手術をしてもまた不満が生まれてしまう可能性が高いです。

そこを良くすることが技術の見せどころではあるので何とも言えないのですが、人間なので100%左右差を無くすということは難しいです。

なぜなら、0.1%未満の合併症になる確率は車で事故にあう確率よりも低いので、そこをあまりにも気にするのであればしない方がいいかもしれないという見解になります。

また、不思議とそういうことを言っている方に限って合併症を起こすという経験も多く、触ってしまい余計腫れなどを悪化させてしまうということも多いので、気にしすぎてしまうこともよくありません。

さらに不安が強い方に限ってダウンタイムが長引くことも多く、反対に明るい方やあまり心配をしていない方は不思議とダウンタイムも短くすむことが多いので、美容整形においては気持ちの面がかなり重要になってくると思います。

「具合が悪い」とずっと言ってると本当に具合が悪くなってしまうことが実際あるように、言葉が免疫に影響を与えることは本当にあります。

0.1%の合併症やリスクやダウンタイムに関してあまり心配せず、明るい気持ちで構えていることが成功への近道とも言えます。

絶対に整形しない方がいい人の特徴|番外編

絶対に整形しない方がいい人の特徴番外編

今まで、

・超若年
・極端な要望をする方
・修正中毒になっている方
・要望が細かすぎる方や不安が強すぎる方

は整形をしない方がいいと説明しました。

ここからは、番外編として整形をしない方がいい人の特徴を追加で紹介していきます。

絶対に整形しない方がいい人の特徴⑤麻酔や合併症のリスクが高い方

ドラゴン細井先生が思う整形をしない方がいい方の特徴5つ目は、麻酔や合併症に対してリスクがある、もしくは高い方です。

高齢であったり、ステロイドを内服するような病気をお持ちの方、傷が治りにくい体質をお持ちの方などは合併症のリスクが通常の方よりも上がっているので、メリット・デメリットの天秤が崩れてしまいます。

麻酔に対してリスクがあるから麻酔をしないという選択肢も美容整形では無理です。

デメリットの部分が大きくなってしまうので、麻酔や合併症に対してのリスクがある方は整形をしない方がいいとも言えるでしょう。

絶対に整形しない方がいい人の特徴⑥薬を多く飲んでいる方

絶対に整形しない方がいい人の特徴6つ目は難しいのですが、お薬を多く飲んでいる方です。

このお薬というのは精神科のお薬のことを指すのですが、精神科のお薬を飲んでいる方は先ほどの不安が大きすぎる方に通じるところがあります。

また、全身麻酔や鎮静で使う物と薬を併用しても大丈夫か、もしくは少しお休みできる薬はないかを確認することもあります。

さらに、高齢の方になってくると血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方もいらっしゃり、一旦お薬の処方を中止してから手術をすることもあります(手術の規模によっては薬を飲んだまま手術を行う場合もあります)。

絶対に整形しない方がいい人の特徴⑦カウンセリングの第一声が「先生はこの手術得意ですか?」という人

宮下 宏紀先生の思う、絶対に整形しない方がいい人の特徴の1つに、カウンセリングの第一声が「先生はこの手術得意ですか?」という人があげられます。

気持ちはわかるのですが、お互いに良い関係を築いて手術を行ないたい所、カウンセリングの一言目が「こんにちは」や「お願いします」などではなく、「先生はこの手術得意ですか?」と聞かれてしまうと100歩後ろに下がってしまう自分がいるそうです。

ドラゴン細井先生は、カウンセリングでは主にコミュニケーションを取るのですが、そのコミュニケーションで変わっているなと感じた方に対しては後の対応が慎重になる場合があります。

ドクターは多くの方と触れているため、世の中の人よりも話している方のジャンルが多いからこそ、違和感を敏感に感じることがあるのです。

そのため、心の準備の段階がまだできていないような方は、お互いがアンハッピーにならないためにもやらない方が安心です。

絶対に整形しない方がいい人の特徴⑧金銭面

絶対に整形しない方がいい人の特徴8つ目は、金銭面が関わってきます。

「医療ローン、突破してみようと思います!」

というような方も中に入るのですが、今の生活水準を下げなくてはいけないほど金銭面に余裕のない方は整形はやめた方がいいと思います。

どうしてもやりたい!という方はやってもいいとは思うのですが、金銭的に難しい場合はあまりお勧めしないです。

医療ローンを活用することでカウンセリング当日に契約させることが容易になるため、患者さんの70%以上が医療ローンを利用しているというクリニックも多いのですが、アマソラクリニックでの医療ローン使用率はかなり低いです。

美容整形はハッピーになるためにやることなのに、整形をしたことが原因で生活が苦しくなってしまうという場合は1回考えた方がいいでしょう。

絶対に整形しない方がいい人の特徴4選|まとめ

今回は、絶対に整形しない方がいい人の特徴をドクター目線で4つ、番外編も含めたら全部で8つ紹介しました。

患者さん側にも様々な不安があるとは思うのですが、まずはドクターと仲良くなって良好な関係を築いてから手術を受けた方が安心です。

ドクターと良好な関係が築けていれば、万が一術後に何かあっても、このドクターなら任せられると思うことができるので、精神的にも安定した気持ちで迎えることができます。

整形を考えている方で今回紹介した項目に当てはまる方は1回考える、もしくはカウンセリングで相談していただいても大丈夫ですので、ハッピーになれる美容整形をしましょう。

日本形成外科学会認定専門医 医師 佐々木 翔一

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

佐々木 翔一

学生時代にミネソタ大学留学にて形成外科に魅せられ、形成外科医になることを決意。

初期研修医終了後、獨協医科大学病院形成外科 形成外科に入局。
大学病院、関連病院に勤務し、先天奇形から眼周りの悩み、顔部外傷およびその再建など幅広い形成外科手術を手がけ、患者のQOL向上のために積極的に美容外科的要素を診療にとりいれていた。大学病院を退職後、老舗美容外科に勤務。塩崎医師の紹介で細井医師と出会う。学生・研修医時代にUnited States Medical Licensing Examination Step1から3まですべてに合格し、Educational Commission for Foreign Medical Graduatesを取得済。

英語での診察も可能です。