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やる前にしっかり考えて!金ドブになる整形3選+1を現役外科医が解説

2024年02月10日

こんにちは、アマソラクリニックです。

今回は金ドブ整形について、アマソラクリニック院長のドラゴン細井先生が解説をしているYouTube動画をもとに、その内容を紹介していきます。

現役美容整形外科医がいう「金ドブ整形」とは何なのか、金ドブ整形の代表的な3つの施術ともう1つの金ドブ整形、計4つを紹介します。

整形をするときは、正しい所に正しい金額を投資するようにしましょう!

金ドブ整形とは?

ゴミ箱に捨てられたお金

そもそも金ドブ整形とはどういう整形のことを言うのかと言いますと、効果と費用が一致しない整形のことを言います。

どのような施術でも効果はあると思うのですが、その効果に対する対価・支払ったお金が見合っているかが重要なポイントです。

効果はあったものの、支払った金額に対してこの効果は見合っていないかも、と思うような金ドブ整形が実際に存在するので、今回紹介する整形を検討している方は良く考えてから施術をするといいでしょう。

また、中には、ただ効果が見合っていないだけでなく合併症に悩まされてしまうような整形もあるので、注意が必要です。

金ドブ整形その①脂肪溶解注射・痩身系の施術

お腹に注射をしている様子

金ドブ整形その①は、脂肪溶解注射や温めたり冷やしたりして行う痩身系の施術です。

脂肪溶解注射や痩身系の施術は手軽に痩せられる・手軽に顔のお肉が減るということで有名な施術かもしれませんが、脂肪吸引ができないクリニックがこれらの施術を勧めているという印象が強いです。

効果がないとは言いませんが脂肪吸引と比べたら脂肪吸引半分以下の効果で、値段は脂肪吸引よりも高い値段になってしまう可能性があります。

手軽で怖くないということでこれらの施術を受けたはいいものの、あまり効果を得ることができず、最終的には脂肪吸引をすることになってしまうケースが多く、ダブルでお金を支払うことになってしまいます。

同じ金額を払うのであれば、圧倒的に効果のある脂肪吸引をした方が良いです。

金ドブ整形その②糸リフト

綺麗な顔立ちの女性

金ドブ整形その②は、糸リフトです。

「顔を小さくしたい!」という思いで糸リフトの施術を希望される方が多く、実際にアマソラクリニックでも施術を行ってはいるのですが、糸リフトが適用になる人とならない人がおり、そもそも糸リフトは継続しないと効果がありません

よく、「糸リフトをしてエラボトックスを打ち、バッカルファットを取れば顔が小さくなります!」と語っている美容外科も耳にしますが、糸リフトはすぐに戻ってしまいます。

元々、糸リフトはお顔のたるみを予防するための施術であり、1年に1回を継続して行うことで効果を得ることができます。

糸リフトの推奨金額

上述の通り、糸リフトはしっかりと効果を得るためには継続して行うことが前提となっている施術なので、1回20万〜30万円程度が妥当な金額であり、50万円以上の金額を糸リフトにかける価値は正直ありません。

美容外科によっては糸リフトだけで50万円以上のお見積もりを出すところもあるかと思いますが、1回施術を行えば問題・悩みが解決されるわけではないので、継続して行うことのできる値段であるかどうかにも着目してください。

また、40代50代でたるみが気になっているという方に糸リフトをおすすめするのも的外れです。

耳の前の皮膚がつまめるようになってしまったら糸リフトでの改善が難しいので、糸リフトではなく、切開リフトなどの施術が適応になる可能性が高いです。

金ドブ整形その③鼻に糸やボール

横顔が綺麗な女性

金ドブ整形その③は、オステオポア・オステオポールと呼ばれる鼻に糸やボールを入れる施術です。

オステオポア・オステオポールは、気軽に鼻を細くしたり鼻先を高くすることのできる施術で有名なため、やっている人が多いのですが、合併症が多い上に金額も高いです。

鼻に入れた糸が瘢痕になったり、肉芽腫を作ったりして、そのせいで鼻がさらに太くなったり、入れた糸やボールが鼻の中から飛び出てきたりと、「合併症のオンパレード」となっています。

鼻先にボールを入れて鼻先を高くしたり、人中のところにボールを入れたりする所もあるのですが、このような施術を行ってしまうと鼻の軟骨がひしゃげてしまい、次の鼻の手術をするときに取り返しがつかないことになってしまいます。

実際に、他院でオステオポア・オステオポールの施術を受け、合併症を引き起こして当院に修正手術に来る患者さんも多いです。

以下の記事では、オステオポールの危険性について説明しているので、鼻の整形を検討している方は参考にしてください。

オステオポール。プチ整形では済まされないそのダメージ

金ドブ整形+1

胸に手を当てる女性

3つの金ドブ整形を紹介しましたが、実はもう1つ金ドブ整形があります。

それは、ヒアルロン酸豊胸です。

胸にヒアルロン酸を注入してバストを大きくするという施術なのですが、ヒアルロン酸は体内で吸収されてしまうため2〜3ヶ月であっという間に消えて無くなってしまいます。

体質やヒアルロン酸の種類・施術を行う美容外科によっては1・2週間で無くなってしまったというケースもよく耳にします。このように持続期間が非常に短いのですが、1回の施術で70万円もの高額な費用がかかる場合もあります。

20万〜30万円程度上乗せして払ってしまえば(シリコンバッグ豊胸、脂肪豊胸、ハイブリッド豊胸など)標準的な豊胸ができるのに、すぐ無くなってしまうヒアルロン酸豊胸に70万・80万円払うのはもったいないと思いませんでしょうか?

以下の記事ではヒアルロン酸豊胸について説明していますので、ヒアルロン酸豊胸について詳しく知りたい方は併せてご覧ください。

ヒアルロン酸注入による豊胸手術の特徴とメリット・デメリット

金ドブになる整形3選+1を現役外科医が解説|まとめ

金ドブになる整形3選+1を紹介しました。

「脂肪溶解注射・痩身系の施術で金ドブしない!」
「糸リフトで金ドブしない!」
「鼻にボールや糸を入れる施術で金ドブしない!」
「ヒアルロン酸豊胸で金ドブしない!」

これら4つの施術に関しては受ける前に考えていただきたいです。

金ドブ施術を避けることで正しい施術にお金を回せたり、化粧品やブランド品などにその分のお金を回すことができるので、適切な施術を適切な値段で受けるようにしましょう!

日本形成外科学会認定専門医 医師 佐々木 翔一

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

佐々木 翔一

学生時代にミネソタ大学留学にて形成外科に魅せられ、形成外科医になることを決意。

初期研修医終了後、獨協医科大学病院形成外科 形成外科に入局。
大学病院、関連病院に勤務し、先天奇形から眼周りの悩み、顔部外傷およびその再建など幅広い形成外科手術を手がけ、患者のQOL向上のために積極的に美容外科的要素を診療にとりいれていた。大学病院を退職後、老舗美容外科に勤務。塩崎医師の紹介で細井医師と出会う。学生・研修医時代にUnited States Medical Licensing Examination Step1から3まですべてに合格し、Educational Commission for Foreign Medical Graduatesを取得済。

英語での診察も可能です。