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眼瞼下垂症手術と眉下切開術はどちらがおすすめ? 各手術の違いと効果を解説

2023年10月07日

眼瞼下垂症手術と眉下切開術、どちらも目の開きを良くすることのできる手術として人気ですが、違いが良くわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、眼瞼下垂症手術と眉下切開術の違いと、その効果をはじめ、どのような症状にそれぞれの手術が適応になるのかについて解説していきます。

眼瞼下垂症手術と眉下切開術とはどんな手術?

遠くを見つめる女性の目元

まず最初に、眼瞼下垂症手術と眉下切開術とはそれぞれどのような手術なのかについて解説します。

◆眼瞼下垂症手術とは

眼瞼下垂症手術とはその名の通り、眼瞼下垂症に対する手術です。

眼瞼下垂症とは、先天的・後天的に瞼が開けにくい状態のことを指し、眠そうに見えることがあります。症状が進行すると視界が遮られることもあります。

眼瞼下垂症手術では瞼を開く筋肉(=眼瞼挙筋)から連なる挙筋腱膜を調整して目の開きを良くすることが可能です。

眼瞼下垂症の中でも、特に加齢や慢性的な瞼への物理的刺激により生じる腱膜性眼瞼下垂が、眼瞼下垂症手術の対象としては多いですが、美容目的としては眠そうに見える目を改善したり、目を縦方向に大きくすることが可能です。

◆眉下切開術とは

眉下切開術とは、別名眉下リフトや、眉毛下皮膚切除術とも言われ、美容整形としてだけでなく、アンチエイジング目的としても人気の施術です。

上瞼の皮膚が厚く重たい方や、加齢とともに上瞼の皮膚にたるみが生じ、目の開きが悪い方などがその適応になります。また、皮膚のたるみによる見かけ上の眼瞼下垂症のことを、「偽性眼瞼下垂症」「皮膚弛緩性眼瞼下垂症」とも言います。

眉毛の下を切開して上瞼の余剰な皮膚を取り除くことでまぶたのたるみを取り、目の開きを良くしたり二重幅を広げる効果があります。本来の目の印象を大きく変えずに目を大きくすることができる点が特徴です。

また必要に応じて、皮膚だけではなく、内部の筋肉や脂肪の処理も同時に行うことが可能です。

眉下切開術をして生じる傷は眉毛の中〜下に隠れるように縫合を行うので、術後徐々に時間をかけてあまり目立たなくなりますが、執刀医の腕が悪かったり体質によっては傷が目立ってしまうこともあるため、執刀医は慎重に選びましょう。

アマソラクリニックでは形成外科的技術を駆使して縫合しているので、できるだけ傷が目立たないような工夫をしています。

眼瞼下垂症手術と眉下切開術の違いと効果・リスク

目のイラストと効果・リスク

ここではそれぞれの手術の効果やそのリスクを解説します。

◆眼瞼下垂症手術の効果・リスク

眼瞼下垂症手術の効果とリスクは以下の通りです。

効果 リスク
・上瞼の開きが良くなる
・二重ラインを作ることができる
・眠そうな印象を改善することができる
・二重幅が狭くなる
・二重、瞼の開きの左右差
・目が開きすぎる、閉じにくくなる(兎眼)

眼瞼下垂症手術で瞼の開きを良くでき、二重を手に入れることもできます。

しかし、眼瞼下垂症手術で瞼の開きが良くなると二重幅が予測されたよりも狭くなってしまうことがあるのも事実でこれは知っておいて損はないリスクでしょう(実際には瞼の開きが良くなって目が大きく見えるので気にされない方も多いのですが…)。

また、二重の形や目の開き具合が理想と異なったり、左右差が生じるリスクもあります。

眉下切開術の効果・リスク

眉下切開の効果とリスクは以下の通りです。

効果 リスク
・瞼のたるみや重さが改善する
・二重の幅が広くなる
・皮膚の取りすぎ、引きつれ
・傷跡が目立つ
・眉毛が細くなる
・後戻り

瞼の余分や皮膚が切除されるのでたるみ、重さが改善し、たるみによって狭くなっていた二重幅を広くなる効果もあります。

執刀医の技術によっては皮膚を取りすぎてしまったり、縫合の仕方によって皮膚が引きつれてしまう場合もあり、執刀医の技術やデザインが完成形に大きく関わるため、執刀医選びは慎重に行うことが重要です。眉毛の中〜下を切開するため、人によっては眉毛が細くなることがどうしても避けられないこともあります。

また、瞼の皮膚は伸びやすいため、切除した瞼の皮膚が後戻りしたり、眉毛の位置自体が術後に下がってきて思った以上の効果が得られない場合もございます。

眼瞼下垂症手術・眉下切開術が適応となる人とは

眼鏡をかけてえんぴつを持つ蝶ネクタイの女性

ここでは、眼瞼下垂症手術と眉下切開術、それぞれの手術が適応となる人の特徴を紹介します。

眼瞼下垂症手術が適応の人

・腱膜性眼瞼下垂症を治したい
・目の開きの左右差を無くしたい
・目の開きを改善したい、おでこのシワを改善したい
・二重にしたい
・目元の印象を明るくしたい

腱膜性眼瞼下垂症の症状が改善されるため、眼瞼下垂を改善したい方はもちろんのこと、二重にしたい方や目の開きの左右差を無くしたい・減らしたいという方に特におすすめになっています。

眉下切開術が適応の人

・上瞼の重みを改善したい
・上瞼のたるみを改善したい
・目の印象を大きく変えずに二重幅を広くしたい
・瞼の開きを改善したい、おでこのシワを改善したい
・目元の印象を明るくしたい

眼瞼下垂症手術とは異なり、皮膚を取り除いてまぶたのたるみ・重みを改善することが1番の目的なため、皮膚弛緩性眼瞼下垂症の方、まぶたの厚み・たるみを改善したい方、またそれによって目元の印象を明るくしたい方におすすめな手術となっています。

違いと効果|まとめ

今回は、眼瞼下垂症術と眉下切開術について、それぞれの手術内容や、各手術の違いと効果・リスク・適応となる人の特徴について解説しました。

眼瞼下垂症手術は基本的には瞼の開きを改善するための手術となり、眉下切開は年齢とともにたるんだまぶたの皮膚を切除することで二重幅を広げたり若返りが期待できる手術です。

それぞれの効果、リスク、特徴があるため、自身に最適な手術はどちらなのかいまいち良くわからないという方もいらっしゃると思います。

アマソラクリニックでは無料カウンセリングも行なっているので、眼瞼下垂症手術と眉下切開術のどちらがいいのか悩んでいる方はもちろんのこと、お悩みがある方は1度ご相談ください。

日本形成外科学会認定専門医 医師 前波 芳周

【監修者】

日本形成外科学会認定専門医

前波 芳周

浜松医科大学卒業後は昭和大学形成外科、浜松医科大学形成外科にて、アマミネクリニック院長赤嶺周亮医師と共に、顔面の先天異常や目周りの加齢性変化、乳房再建、美容外科、美容皮膚科などを幅広く修練し、形成外科専門医を取得。

静岡県浜松市の市中病院形成外科部長を経たのち、形成外科で培った知識、経験、技術を活かし美容外科の道へ。
大学病院からの出向先であったがん研有明病院にて、出身医大の先輩にあたる前田拓摩医師、アマソラクリニック院長 細井龍医師の存在を知る。

美容外科医に転身後は尊敬する前田医師に師事し、某美容クリニックにて、目、鼻、輪郭、脂肪吸引など、顔周りの美容外科幅広く担当。
美容皮膚科やレーザー治療などに関しても造詣が深い。

2023年4月よりアマミネクリニック入職。